2022/10/27
| 読み | 秋 思（唐・張籍） 洛陽城裏 秋風を見る 家書を作らんと欲して 意 万重 復た恐る 忽忽にして説いて尽くさざるを 行人発するに臨んで 又封を開く。 |
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| 詩意 | 洛陽のまちに逗留するうちに、いつか秋風が吹き始めるころになってしまった。家への手紙を書こうと思うと、これまでのつのる思いが一時にわきおこる。あわただしく書いたので、言いおとしたことがありはせぬかと、ふとまた気がかりになり、手紙をあずける旅の人が出発するに当たって、もう一度封を開いて見直すのである。 書光より |
